本杉工機

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部位 試験名 試験方法 簡易
検査
一般
検査
追加
検査
試験内容
ステータ部
(DCモータ
界磁コイル
含む)
電流値測定 電流値を測定します。   各相の電流値を計測し、電流値の不均衡(アンバランス)測定します。ただ、負荷設備や運転状況に応じて、大きく変動しますので、ご参考程度になります。
電圧測定 電圧を測定します。   各相の電圧を計測し、電圧の不均衡(アンバランス)測定します。ただ、負荷設備や運転状況に応じて、大きく変動しますので、ご参考程度になります。
振動診断 モータから発生する振動を測定します。   モータの振動を変位、速度、加速度にて測定し、判定します。又、ベアリングのコンディションを加速度で検証し、劣化度を判定します。
聴音 モータ内部の音をベテランの検査員が、直接聞き取ります。   モータ内部の異音を直接聞き取り、内部異常を判断します。
高調波診断 電流に含有される高調波(ノイズ)を調べます。   異常劣化診断予知システムを活用した高調波分析で、モータ劣化を判定します。
騒音測定 騒音を測定します。   騒音を測定し、一般的なモータとの比較検証を行います。
コイル抵抗測定 コイル内部抵抗を計測します。     簡易的に、コイル内巻線の完全な接触(短絡)を検知します。
絶縁抵抗測定 コイルと対地間の絶縁抵抗を計測します。     簡易的にコイルと磁気枠(外枠)間の絶縁劣化及び、汚損に拠る通電を検知します。
PI試験 コイルに定格電圧×2を印加し、漏電電流値を1分毎に計測。10分間行い比較検証します。     コイル内巻線、及び口出線(リード線)の漏洩電流値を計測し、漏れ電流の直流吸収分を正極指数に表した数値にて、絶縁物の劣化を判定します。
サージイン
パルス試験
コイル側に規定電圧(定格電圧×2)を印加し、コイル巻線間の短絡や接続不具合を波形にて検証します。又、三相交流の場合は比較検証及び、ゼロクロスポイントの検出により不平衡を検知します。     CRTモニターに波形を出し、位相のズレやトリップ現象が起きていないかを調べ、比較する事でコイル内巻線の微少な接触や絶縁劣化を判定します。又、コイル内断線や傷の有無も判定します。
HIPOT試験 コイルに定格電圧×2+1000Vを印加し、対地間の絶縁強度を計測します。     コイルに高電圧を印加し、コイルと磁気枠(外枠)間に、規定の絶縁耐力を有しているかを判定します。
接続端子
耐熱試験
※高圧向け
コイルに1000Vを印加し、端子接続部より発生する熱を測定します。     製品の口出線(リード線)とコイルの接続方法がボルト締めの時に有効です。接続部根元より、熱源が発生する事で、ボルトの緩みを判定します。
目視検査 DCモータのコイルの絶縁状態の劣化や口出線(リード線)亘り線、フォルダー線の劣化状況を目視にて確認します。     絶縁物の外観での破損や汚損。異物の混入やその痕跡。口出線(リード線)劣化状況を目視判定します。
コロナ
放電試験
※高圧向け
モータ容量から規定の交流電圧を印加する事で、コイル内のボイド(空隙)からの放電を計測します。     コイル絶縁体及びワニスの劣化を電圧を加える事で、放電現象を発生させ、電荷量を測定し、絶縁体の劣化度を測定します。
tanδ試験 モータ容量から規定の交流電圧を印加し、絶縁物劣化に拠る電力損失での遅れ角(tanδ角)を計測します。     コイル巻線、及び絶縁物の劣化状況や絶縁ワニスの状況(ボイド,空隙)を計測し判定します。
部位 試験名 試験方法 簡易
検査
一般
検査
追加
検査
試験内容
ロータ部
(DCモータ
用)
コイル抵抗測定 コイル内部抵抗を計測します。     簡易的に、電機子コイル内巻線や整流子間の完全な接触(短絡)を検知します。
絶縁抵抗測定 コイルと対地間の絶縁抵抗を計測します。     簡易的に電機子コイルとコアー(回転体鉄芯)間の絶縁劣化及び、汚損に拠る通電を検知します。
PI試験 コイルに定格電圧×2を印加し、漏洩電流値を1分毎に計測。10分間行い比較検証します。     電機子コイル内巻線、及び整流子の漏洩電流値を計測し、漏れ電流の直流吸収分を正極指数に表した数値にて、絶縁物の劣化を判定します。
HIPOT試験 コイルに定格電圧×2+1000Vを印加し、対地間の絶縁強度を計測します。     電機子コイル及び整流子に高電圧を印加し、電機子コイルとコアー(回転体鉄芯)間に、規定の絶縁耐力を有しているかを判定します。
ドロップ試験 低電圧の直流を整流子−巻線間に電流を流し、電圧降下による比較を行います。     整流子−巻線間の微少な接触や接続箇所の緩みを検知します。
サージイン
パルス試験
整流子バー間に規定電圧(およそ200V程度)を印加し、コイル巻線間の短絡や接続不具合を波形にて比較検証します。     CRTモニターに波形を出し、位相のズレやトリップ現象が起きていないかを調べ、比較する事で電機子コイル内巻線や整流子片間の微少な接触や絶縁劣化を判定します。又、コイル内断線や傷の有無も判定します。
目視検査 整流子面の荒れやhigh bar low barを目視します。接続箇所の溶損やfrash overの痕跡を確認します。又、コイルエンド部バインド掛けの状態を把握します。     絶縁物の外観での破損や汚損。異物の混入やその痕跡。口出線(リード線)劣化状況を目視判定します。
動バランス 回転体(ロータ,アマチュア)のバランスを二面で測定します。     バランシングマシンで回転体のバランス修正を行います。ねじれ関係にあるロータバランスの再修正を行い、適正化します。
コロナ
放電試験
※高圧向け
モータ容量から規定の交流電圧を印加する事で、コイル内のボイド(空隙)からの放電を計測します。     コイル絶縁体及びワニスの劣化を電圧を加える事で、部分放電を発生させ、電荷量を測定し、絶縁体の劣化度を測定します。
tanδ試験 規定の交流電圧を印加し、絶縁物劣化に拠る電力損失での遅れ角(tanδ角)を計測します。     電機子コイル内巻線、及び整流子片間の絶縁劣化状況や絶縁ワニスの状況(ボイド,空隙)を計測し判定します。
部位 試験名 試験方法 簡易
検査
一般
検査
追加
検査
試験内容
構成部品 軸受け箱 内径検査 軸受け箱の内径を測定します。     軸受け箱の内径と使用する軸受け(ベアリング)とのハメアイが適正かを、三点マイクロメータにて計測します。
軸ブレ測定 既存のモータ状態より軸端の振れを測定します。     既存のモータ状態より軸端の振れをピックゲージにより測定します。
偏芯測定 回転子の真円度を測定します。IM用     偏芯検査機により、軸と回転体の歪みや湾曲などを測定します。